バイト医は実際どう?週3非常勤になって感じたメリットデメリット

こんにちは。りん先生@麻酔科医としてXに投稿しております。

私は元々総合病院の麻酔科医としてフルタイムで勤務をしていましたが、子育てとの両立が難しくなったことをきっかけに思い切って週3日勤務のバイト医になりました

バイト医に興味はあるけど実際デメリットも多いのでは?

自分ではまだ勇気が出ないからどんな感じか教えてほしい!

「バイト医の実態が気になる!」という相談を複数いただきました。

確かにフルタイムを辞めるってなかなか勇気が出ないし、周りにフリーランスバイト医がいなければ話を聞くことも難しいですよね。

この記事でわかること
  • 週3日のバイト医になって実際に感じたメリットデメリット
  • 週3日の働き方がよく分かっていない!

という人にもわかりやすく解説をします。

この記事を書いた人

りん先生@麻酔科医

3児のママ女医。家庭と仕事の両立に悩み、思い切ってフルタイムを辞めてバイト医の道へ進む。週3日勤務で精神的身体的ゆとりも確保しながら仕事を継続!同じように両立に悩む方へ働き方のアドバイスなどブログに執筆中!

Xでも発信をしておりDMやお問い合わせの回答件数は100件以上。自由で自分らしい働き方を提案します。

目次

【前提】自分は今総合病院と美容クリニックで合計週3日働いています

バイト医は〜といってもスポットバイトで毎日病院を点々とする人もいれば、定期非常勤にして同じ病院で働く人もいます。

バイト医のメリットデメリットを伝える前に、現在の勤務状況の前提を整理しておきます。

私は今総合病院の麻酔科美容クリニックで勤務をしており、その合計が週3日となっています。

現在の働き方
  • 総合病院の麻酔科→週1日
  • 美容クリニック→週2日

空いた時間にスポットバイトもたまにやっていますが、メインはこの2カ所です。なので2つの定期非常勤先で働いており、この合計が週3日というわけです。

子供を3人育てながら働いているので、やはりフルタイムは厳しく、週3日勤務でちょうどいい労働強度となっています。

【週3勤務】働いてみてわかった大きなメリット

実際に週3日勤務にして感じたメリットがあるのでお伝えします。もうメリットが大きすぎて声を大にして言いたいくらいです。

圧倒的に体調が良くなる

まず感じたのは体調の良さです。フルタイムで働いていた時は常に体に疲れが溜まったり疲労感が取れずにいました。

特に当直のある勤務形態だったので次の日も疲れが取れなかったり、だるさを感じたり、体内時計が狂って変な時間に起きたりしてしまっていました。

特に辛かったのは子供が夜中に起きてしまった翌日の勤務。寝ない子供をあやしながら仮眠程度の休息しか取れず、翌日フルで勤務をするのはキツかったです。

その点、週3日になってからは夜に多少寝られなくても勤務のない日に昼寝ができたり休息が取れるので、体力の回復ができました。体調も良くなり、負担を感じずに生活できているのは大きなメリットです。

体調面の変化
  • 当直明けの疲労感がなくなった
  • 睡眠不足でも回復できる日ができた
  • 心身ともに余裕が生まれた

子供が生まれて長生きしたいと思うようになった

子供を授かるとやはり長く生きておらねばと思うようになりました。

今までは若かったということもあり、健康面に特段意識を向けたことはありませんでしたが、「この子が独り立ちするまではちゃんと育てないと」「そのためには健康でいないとな」と強く感じています。

だからこそ体力的にキツくない働き方で、無理をしないのも大切なのではと思います。

休みを取る申し訳なさがなくなる

フルタイムで働いていた時は子供の体調不良で休むことに気が引けていました。

りん先生

自分が出勤しなかった分、誰かに皺寄せが行ってしまう

りん先生

保育園の呼び出しで早退した分の仕事を誰かが引き継いで代わりにやってくれている

こういった”第三者に負担をかけてしまう”というプレッシャーが常にありました

今はバイトなので勤務日は基本的に休まないように夫婦で話し合っているのと、もし休んだとしても「お給料が出ない=自己責任」という構図になっているのでプレッシャーが少ないです

常勤だと「有給でお給料は減らないからってまた休んでる」「ママ女医で戦力にならないのに常勤の枠を1つもらっている」と思われていないか気がかりでした。

バイト医である分、休めばゼロ、クビのリスクもある、だからこそ変に恨まれない、というポジションの方が自分はプレッシャーを感じなくていいので気に入っています。

働き方が変わって感じたこと
  • 常勤:休む=周囲に負担をかけてしまう
  • バイト医:休む=自己責任
  • 納得感を持って働けるようになった

子供に優しくできる

週5日勤務から週3日勤務になることで精神的にも余裕ができ、子供に優しく接しられるようになりました

週5日の時はどうしてもタスクに追われたり疲れが溜まってしまっていて「急ぎなさい」「早く寝なさい」「どうして言うことを聞けないの?」と強く当たってしまうことがありました。

週3日勤務になり体力的に楽になってくると気持ちにも余裕が生まれ、優しく接しられるようになりました。

「待ってるからやってごらん」「寝られるまで横にいてあげるね」「次からはどうするか一緒に考えよう」と言って”待ってあげられる”ことが増えました。

今までは急かしたり怒ってしまい、後悔したことも多かったので、余裕を持って接しられるようになったことが本当に嬉しいです

週3日勤務で生まれた心の余裕
  • 時間の余裕が、心の余裕を生んだ
  • 急がせる育児から「待てる育児」へ
  • 親子関係にも穏やかな時間が増えた

【注意点】週3日勤務で感じたデメリット

ここまでいいことばかり伝えてきましたが、もちろんデメリットも感じています。

だからこそ安易にバイト医になるべきではなく、リスクを許容できる人のみなるべきです。実際に週3日勤務になってみて感じたデメリットを紹介します。

なんとなく感じる孤独感

バイト医はどの勤務先でも非常勤なのである意味所属がないような状態になります。

常勤の先生たちが盛り上がっている話についていけないことも。あとは「先生は普段どこの病院で働いているんですか?」と聞かれたときに「なんて答えたらいいんだろう」という気持ちにもなります。

常勤先がある前提で話をされることも多いので「バイト医なんです」と答えたあとの何とも言えない空気感も感じます。(もう慣れましたが笑)

なのですべての勤務先が非常勤だからこそなんとなく浮ついた状態にもなるし、どこかの常勤ではないという孤独感?みたいなのもあります。これを許容できない人は辞めておいたほうがいいかもしれません。

バイト医の働き方が合う人・合わない人
  • 組織への所属感を強く求めない人
  • 「自分で選んだ働き方」と納得できる人

成長はしにくい

医師としてのスキルアップはしにくいことが多いです。若手の頃は珍しい症例や勉強になる患者の担当にさせてもらえたり、指導医から学ばせてもらう機会も多かったです。

バイト医になると仕事を回していく駒という扱いになるので新しく学ぶというよりは「タスクを消化していく人」という存在になります。

なので自分自身がスキルアップをすることはあまりありません

とはいえ、30代半ばにもなると常勤だとしてもスキルアップというよりは後輩の指導に回ることが多いのでこの点はあまり変わらないかなと。私自身は全く気になりません。

バイト医になると変わるキャリアの軸
  • 新しい症例経験は減る可能性がある
  • 学ぶ側ではなく仕事を回す側になる

専門医が維持できない可能性

バイト医だと専門医が維持できない可能性もあります。特に麻酔科の場合、専門医維持の条件が「週3日以上単一の医育機関病院や病院施設で麻酔科関連業務に従事していること」になっています。

なのでこのままバイト医を続けたら専門医資格は維持できません。この点に関しては結構痛いなと思います。自分は専門医を更新するまであと3年間猶予があるのでその時までにどうするか考える予定です。

このままバイト医を続けて専門医ではなく標榜医として働くか、専門医を維持するためにあと3年の間に常勤先を見つけるか悩み中です。

ありがたいことに今のバイト先が常勤になってもいいよと言ってくれているので子育てが落ち着いたらしっかり考えねばと思っています。

ただし、バイト医をしていても学会出席などの単位さえ取っていれば専門医を維持できる科もあるので各々維持の要件を調べておくといいと思います。

バイト医を選ぶ前に確認したいこと
  • 専門医維持の条件(勤務日数など)
  • 専門医更新までの猶予期間

まだまだ書ききれないメリット・デメリット

まだまだいくらでもメリット・デメリットに関しては書き連ねることはできるのですが、あまり長くなっても煩わしいかなと思うのでこの辺にしておきます。

ただ、もう少しだけ挙げるとすると「休み希望の画策から解放された」のも大きかったです。

○○先生がこの日に休み希望を出しているから自分が当直せざるを得ないとか、この週で夏休みを取りたかったのに○○先生が取りたそうだから無理だ~みたいな、心理戦を画策するめんどくささから解放されて、周りの動向を気にしなくなりました。ノンストレスです!

あとは自宅マンションを購入するときにローンを組めなかったらどうしようと危惧していましたが、それも全く問題ありませんでした。

年収があれば非常勤でも常勤でも変わりないし医師という肩書があるので金利も低くて安心しました。

りん先生

常勤よりもお給料は高いしむしろ歓迎されて良かったです

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【まとめ】週3日非常勤はメリットが多く働きやすい

こうやってメリットデメリットを整理してみると自分の場合はメリットが占める比重が多く、デメリットも許容範囲内だなと思いました。

ただし、専門医の維持など課題もあるのでそちらに関しては今後どうしていくか、考えないといけないとは思っています。

ただ、子供が小さい時期や手がかかる時期だけでも仕事をセーブして、近くにいられる時間を増やすことは譲れないポイントだなと思いました。自分が40代・50代になって振り返っても絶対に後悔しないと思います。

今後も仕事でキャパシティがいっぱいいっぱいになるのではなく、できるだけゆとりも持ちながら働いていきたいです。

もちろん、個人個人で思うところは違うと思うし、私の働き方が正しいわけではないのでみなさんも何を選択し・何を手放すか、何がメリットでどのデメリットなら許容できるのか考えてみてください

きっと自身に合った働き方が見つかるはずです。

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