こんにちは。りん先生@麻酔科医の名前でXでも活動をしております。
2025年になんと双子を出産しまして、もう産後が大変で大変で…。
藁にもすがる思いで産後ケアを利用したところこれがもう大当たりでした!!!
これから出産を迎える方、産後ケアは気になるけれどまだ行けていない方に向けて、良かったところを目一杯伝えていこうと思います。
- 産後ケアの内容
- 産後ケアの良かったところ
- 利用時の注意点
この記事を書いた人

3児のママ女医。家庭と仕事の両立に悩み、思い切ってフルタイムを辞めてバイト医の道へ進む。週3日勤務で精神的身体的ゆとりも確保しながら仕事を継続!同じように両立に悩む方へ働き方のアドバイスなどブログに執筆中!
Xでも発信をしておりDMやお問い合わせの回答件数は100件以上。自由で自分らしい働き方を提案します。
産後ケアとは?
冒頭で伝えた通り私は2025年の1月に出産をしました。実はその2歳上に第一子を出産しているのですが、当時は産後ケアというサービスはなく…。今回の出産が初めての利用となりました。
「産後ケア」とは出産後の母親の心身の回復を助け、安心して育児ができるようなサポートのことを言います。
具体的には授乳トラブルの相談、休息、食事、マッサージなんかもある施設があり、産後のママには非常にありがたいサービスなのです。
産後ケアの内容
産後ケアって気になるけど具体的にどう過ごすの?と思う方へ過ごし方とスケジュールを紹介します。
産後ケアではとにかく休める!
当日は予約してあった産院に行き、赤ちゃんを預けて自分の部屋へ案内されます。
そして、なんと!なんと!!ここからいきなりフリータイム!!!
もうね、これが本当にすごい。
妊娠出産を経ていないとこの感覚はわからないかもしれないけれど、「産んだ後1人になれる時間」というのが凄すぎる。普通に過ごしていたら1人になれる時間なんて1mmもない。
トイレに行くにも赤ちゃんが心配だし、自分のお風呂なんて滝行みたいなシャワーで終了。
ご飯も掻きこむように食べて赤ちゃんが泣いていないか、授乳の時間になっていないか、オムツは大丈夫か…そんなことを常に心配しながら生きているのが産後のママ。
神経質になったり、寝不足でフラフラしていたりするのでまともに寝ることも休むこともままならない。
りん先生そんな状態の中、産後ケアに行けばいきなりフリータイム!!!
これがどれほどありがたいことか、経験者にしか伝わらないのが惜しいけれど、兎にも角にも休めることが痛いほど大切!と言うことだけ伝えておきます。
産後ケアのスケジュール
大体自分が経験したスケジュールだとこんな感じで過ごしていました。
ちなみに自分が住んでいる地域は最大7日間産後ケアの補助が出るので3泊4日+2泊3日で分けて取っています。
14:00 受付(入院&赤ちゃんを預ける)
15:00 おやつ
18:00 夕食
19:00 お風呂
21:00 就寝
ここからは、当日の様子を時系列で紹介します。
産後ケア1日目
いきなりフリータイムでびっくり。

部屋でダラダラしているだけでシェフが作ったおやつが運ばれてくる。ワシは貴族か?大感謝で泣けるレベル。

おやつのあとぐっすり寝て気がつけば夕食に。こちらもシェフが作った夜ご飯が運ばれてきて感謝感激。
共用のシャワー室でお風呂。アメニティも充実していて何も持ってこなくても問題なかった。授乳パッドの替えも置いてあってありがたい。
ふぇ!?こんなに早く寝られるんですか!?赤ちゃんの寝かしつけに1時間以上格闘していた昨日までの日々は何!?というくらい早く寝られる。
今までの疲れが一気に襲ってきたのか気絶するように就寝。
こんな感じで1日目を終えています。
ちなみに授乳の時間になれば助産師さんがナースコールで自分を呼んでくれます。「はい〜」って返事して授乳室におりて授乳してまた赤ちゃんを預けて自室に帰る。
授乳の後のゲップとか寝かしつけとか諸々ぜ〜んぶやってもらえるので自分がやることは本当に授乳のみ!めちゃくちゃ楽でした。
しかも夜間や昼寝をしたい時は授乳をパスすることも可能。その間はミルクをあげておいてくれるので心置きなく寝続けられます。
りん先生疲れた時にパスできたのもめちゃくちゃありがたかったです!!!
産後ケア2日目
次の日も同じようなスケジュール。

老舗高級旅館の朝食か!?ってくらい美味しかった。朝から豪華な和食御膳を出してくれる病院なんてあるんだ…。天国すぎる。

昨日とメニューが変わるので飽きることもない。しかも栄養バランスも考えられているとのこと!
産後に自分の食事のことまで気を使うことはできないので栄養満点のご飯が食べられるのはありがたい。

この日はロールケーキでした。手作り感満載のおいしさもありつつ、一緒に出してくれるカモミールティーにも癒されつつ本当に極楽。帰りたくない。

ミシュランかよってくらい味付けの美味しい鰤の照り焼きをいただき満腹に。何度もいうけどこのクオリティのご飯を産後1ヶ月で食べられるってすごくない!???
この日も3食+おやつをいただき心身ともに満たされました。合間で授乳には呼ばれつつも1回パスしたので睡眠時間もかなり確保でき、大回復です。
産後ケア最終日
3泊4日したので同じスケジュールで4日目まで過ごし、最終日は昼ごはんを食べて帰宅しました!

最後の最後までご飯は美味しく、温かい気持ちになって癒されました!
- 産後は想像以上に休めていなかった
- 1人の時間ができて気持ちが落ち着いた
- 何も気にせず休む感覚を思い出した
産後ケアの良かったところ
ここまでおおよそ産後ケアの魅力は伝わっていると思いますが、ゴリ押しでまだまだ良かったところを伝えていきます!
産後の休息は何物にも替え難い
何度も言っている通り、産後のママはへとへとです。お腹の重い妊娠後期を過ごし、いつ産まれるかわからないハラハラで精神的にも張り詰めていたところで陣痛で激痛からの出産。
いざ子供が生まれたら夜泣きに授乳で寝られない日々!
そもそも産後の母体は「全治2ヶ月の重症レベル」と言われています。
それなのに寝られない日々で授乳だオムツだ夜泣きだ〜に耐えて子育てしているのは想像を絶する大変さ。30日連続で寝られない当直をするようなもの。
そんな中「何もせずに体を休められる」というのはものすごいありがたいことなのです!本当に何物にも替え難い魅力!!!全ママに絶対に経験して欲しいです。
体だけでなく精神的にも回復する
生まれた後、誰でもすぐに育児に慣れる訳ではありません。
初めての授乳に痛みを感じたり、思うように母乳が出なくて悩んだり。子供の体重の増加は大丈夫か、黄疸は正常レベルか、湿疹は問題ないかなど、小さなことにも悩んでしまいます。
初めての育児に悩み、検索魔になってしまう人も。そんな中、助産師さんと話したり、一時的に赤ちゃんと離れたり、冷静になることで精神的にもかなり回復します。
追い詰められているママさんには絶好の回復チャンスです。
助産師さんの話も聞ける
助産師さんのお話を聞けるのも大きなメリットでした。特に授乳中にお話をすることが多かったです。
ついつい頑張りすぎてしまう授乳も「頑張りすぎなくてもいいんだよ〜」って言ってもらえたり「赤ちゃんを産んでるだけですごいんだから〜」なんて軽い言葉をかけてもらえるだけで、グラグラになった産後メンタルには沁みます。
つい一杯一杯になって家族には強い態度になってしまったりモヤつくようなことも、第三者である助産師さんと話すと冷静になれたりします。
そういう客観視できるようになる、冷静になれるという意味でも助産師さんとお話する機会があるのは産後ケアの大きなメリットです。
産後ケアの注意点
これだけ至れり尽くせりの産後ケアでも注意点はいくつかあります。事前に確認しておくと失敗しないのでぜひ注意しておいてください!
予約取るのがちょっと面倒
意外に予約を取るのがめんどくさかったので要注意です。自分が住んでいる自治体の場合は赤ちゃんが生まれたらすぐに利用できる訳ではなく、事前に「産後ケア利用者」という申請が必要で、自治体に申請をすると「利用番号」というものが交付されます。
りん先生この利用番号が届くまでは予約が取れないので、その時間にラグがあることに注意です
利用番号が届いて、産院に産後ケアの予約をするのですが、その時点でこの先1ヶ月分くらいは全部予約で埋まってしまっています。
なので最短で取れても1ヶ月先の予約になります。
今日申請してすぐに明日の予約が取れる訳ではなく、大体1ヶ月先くらいの利用になるので、ちょっと先になるということも注意しておきましょう。
そして利用の期限も注意です。大体生後4ヶ月未満しか予約ができないし、短いところだと2ヶ月未満のみというところもあります。
2ヶ月とか4ヶ月なんて予約を待っている間に過ぎてしまうことも。利用するなら生まれてすぐに予約を取ったほうがいいです。
産院の状態を確認しておくレビューをしっかり読む
産後ケアの内容は産院ごとにかなり違います。自分が行ったところは赤ちゃんを100%預かってくれるし、日中も寝られて、授乳をパスすることも可能でした。
でも違う産院では赤ちゃんを預かるのはNGだったり、夜は一緒に寝てくださいと言われたり、「全然休まらない!」なんてところも。しっかりレビューを読んで、赤ちゃんを預かってもらえるか、休息は取れそうか、ご飯は美味しいかなど調べておいたほうがいいです。
あと、ママ同士の交流をする〜みたいなプログラムがあるところもあります。私は産後ケアで出会った初めましての人と気を遣って話すよりはとにかく寝させてくれ!と思っていたのでその産院の予約は辞めました。
ですが、他のママと交流をしたい人、いろんな話を聞きたい人には向いているのかもしれません。
とにかく産院ごとに特色がかなり違うので調べてから予約をしたほうが良いでしょう。
準備はめんどくさい
予約以上にめんどくさいのが産後ケアにいく時の準備です。自分は3泊4日だったのでその分の着替え(パジャマ)と赤ちゃんの肌着。吐き戻したりしてもいいように多めに持っていきます。
産褥パッドとか授乳パッドも用意します。さらにオムツやミルクも持参だったので結構めんどくさかったです。でも頑張って用意しましょう!
めんどくさい準備を乗り越える価値はあります!!!
【まとめ】産後ケアに行って良かった!
自分は産後ケアに行って大大大大大満足でした。もう1回産後ケアを利用するために産みたいって思うくらいです。
りん先生それくらい心身ともに満たされたし、感謝しかありません
だからこそ、今産後ケアに行こうかな〜これから出産を控えているけどどうしようかな〜と思っている人にはぜひ検討して欲しいです!
産後は思っている以上に疲弊するし、今までの自分じゃないみたいに些細なことに泣けたりイラついたり、キャパ一杯になったりします。
だからこそ、あらかじめ産後ケアの予約をして余裕を持っておくとスムーズな産後生活を送ることができると思います。この記事が参考になれば嬉しいです。ぜひご参考に!

