【保存版】バイト医の社会保険はどうする?フリーランス女医おすすめ社会保険の選択!

バイト医として働きたいけど社会保険どうしよう?

健康保険とか年金とか難しくてわからない!

フルタイムを辞めてバイト医として働きたい、でも社会保険にどう加入していいかわからない…と悩む方も多いのではないでしょうか。

私自身もフルタイムからバイト医に転身するとき社会保険をどうしようかなという悩みはありました。

この記事では
  • そもそも社会保険って何?
  • 各種社会保険の説明
  • 入るべきおすすめの社会保険

解説します!

この記事を書いた人

りん先生@麻酔科医

3児のママ女医。家庭と仕事の両立に悩み、思い切ってフルタイムを辞めてバイト医の道へ進む。週3日勤務で精神的身体的ゆとりも確保しながら仕事を継続!同じように両立に悩む方へ働き方のアドバイスなどブログに執筆中!

Xでも発信をしておりDMやお問い合わせの回答件数は100件以上。自由で自分らしい働き方を提案します。

目次

社会保険とは

社会保険とは病気やケガ、出産、老後、失業など「人生のリスク」に備え、みんなで保険料を出し合って支え合う公的な制度のことです。大きく分けて以下の5つがあります。

社会保険の種類
  1. 医療保険: 病院の窓口負担が3割で済む仕組み
  2. 年金保険: 老後や障害を負った際に給付を受ける仕組み
  3. 介護保険: 介護が必要になった際にサービスを受けられる仕組み
  4. 雇用保険: 失業した際の失業手当など
  5. 労災保険: 仕事中のケガなどを補償する
社会保険の種類
  1. 医療保険: 病院の窓口負担が3割で済む仕組み
  2. 年金保険: 老後や障害を負った際に給付を受ける仕組み
  3. 介護保険: 介護が必要になった際にサービスを受けられる仕組み
  4. 雇用保険: 失業した際の失業手当など
  5. 労災保険: 仕事中のケガなどを補償する

会社員や常勤医の場合、これらをセットで「社会保険(社保)」と呼ぶことが多く、保険料を勤務先が半分負担してくれます。

しかも自分が負担する社会保険費用はお給料から天引きされているため自分が一体いくら払っているのか知らない人も多いです。

一方、バイト医になるとこれらを自分で選び、全額自己負担で加入し直す必要があります。

バイト医が入るべき社会保険は健康保険と年金保険(+介護保険)

常勤医からバイト医になるとさっきの社会保険の「5つ」のうち健康保険年金保険(+介護保険)に加入する必要があります。

残りの2つ(雇用保険と労災保険)は雇われている人のための制度なのでフリーランスは対象外です。

バイト医が入るべき社会保険
  • 健康保険
  • 年金保険
  • 介護保険(40歳以上の場合)

健康保険

健康保険とは病気やケガで受診した際、医療費の自己負担を原則3割に抑えてくれる制度です。

日本では「国民皆保険」といって全員加入することが必須となっています。その加入方法は任意継続医師国保などいろいろ選択肢があるので、後程解説します。

年金保険

年金保険とは年を取って働けなくなったり障害を負って収入が減った時に受け取れる年金に対する保険のことです。

フルタイムで働いている時は厚生年金という年金に加入していますが、バイト医になると国民年金に加入することになります。こちらは特に選択肢がないので国民年金一択でOKです。

介護保険

介護保険料は40歳以上の人が加入する必要があります。保険料の徴収方法は健康保険とセットなので、健康保険の種類に紐付いて決まります。

つまり健康保険だけを選択する必要があるということです!

社会保険の入り方4つ

フルタイムを辞めてバイト医になる場合、社会保険の入り方には4パターンあります。それぞれメリットデメリットがあるのでどれに入るのが一番お得か、比較をして決めましょう!

①まずは「新しいバイト先」で社会保険に入れるか確認!

フリーランスといっても週に数日決まった病院へ行く「定期非常勤」がメインなら、まずはバイト先の病院で加入できないか確認しましょう。

バイト医でも社会保険に加入できる条件
  1. 週の労働時間が20時間以上
  2. 月額賃金が8.8万円以上
  3. 2ヶ月以上雇用の見込みがある
  4. 契約期間が2ヶ月超の定期非常勤
  5. 勤務先の従業員数が51人以上

週2.5~3日くらいの契約であれば①を満たせる可能性があります。

バイト医だからといって社保加入を諦めるのではなく、入れないか確認してみましょう!特に当直やオンコールもこなす場合、換算する時間によっては入れる可能性もあります。

②前の病院の社会保険を「任意継続」

新しい病院で社会保険に入れない場合、まず検討すべきは「任意継続」です。

任意継続とは退職後も以前の病院で入っていた社会保険に入り続けられる制度のこと。

以下の条件を満たせば誰でも継続できます。

任意継続の条件
  • 期限: 退職後20日以内
    ※1日でも過ぎるとアウト!
  • 期間: 最長2年間

メリットは子供や配偶者もそのまま扶養に入れ続けられること。 医師国保などは「扶養」という概念がなく、子供一人につき月額数千円〜の保険料が加算されます。お子さんが多い家庭ほど任意継続の方が安いというわけです。

デメリットは保険料がこれまでの2倍(会社負担分も払うため)になること。ただし、多くのケースで「上限額」が設定されています。

医師の給与水準なら、上限に到達することがほとんどのため、医師国保や国民保険より圧倒的に安く済むケースが多いです。

③バイト医の王道「医師国保」

任意継続の2年間が終わる場合、あるいは扶養家族がいない場合に検討するのが「医師国保」です。

医師国保
  • 加入条件: 医師会に所属していること
  • 特徴: 所得に関わらず保険料が「定額」

普通の国民保険は前年の所得に応じて保険料が決まるため、給与の高い医師が加入すると月額8万円ほど取られることもザラです。

一方、医師国保は月額3〜4万円程度の定額であることが多く、上限が国民保険より低く決まっているので医師国保を選んだ方がいいです。

「扶養」がないため家族一人ひとり加入する必要があります。なので単身の場合は国保の方が安いかもしれません。ご家族の人数が多い場合は任意継続よりも高くなる可能性があります。

④【上級編】自分の法人を立てて「最安」を狙う

最後は「マイクロ法人」を活用したスキームです。

  • 仕組み: 自分の会社(合同会社や株式会社)を設立し自分に「少額の給与」を支払う。
  • ポイント: 社保の金額は「会社から支払う給料」の額で決まる。
  • 仕組み: 自分の会社(合同会社や株式会社)を設立し自分に「少額の給与」を支払う。
  • ポイント: 社保の金額は「会社から支払う給料」の額で決まる。

医業以外の収入(ブログ、不動産、コンサル等)で会社を立ててそこから月額数万円の給料を自分に払う形にします。その場合最低ランクの社会保険料」で自分と家族全員の健康保険+厚生年金をカバーできるようになります。

医業以外の収入を得るのがなかなか難しいですがこの方法が最も社会保険費用を抑えられるのでぜひ目指してみてほしいです。

入る社会保険によって費用が変わる!確認を!

社会保障の額が変われば通帳に残る「手取り」は驚くほど変わります。

  1. まずは今のバイト先に相談!
  2. ダメなら20日以内に「任意継続」の手続き!
  3. 2年経ったら「医師国保」へスライド!
  4. 並行して法人化を検討し、最安ルートへ!
  1. まずは今のバイト先に相談!
  2. ダメなら20日以内に「任意継続」の手続き!
  3. 2年経ったら「医師国保」へスライド!
  4. 並行して法人化を検討し、最安ルートへ!

「医者は稼げるから保険料なんて気にしない」なんて時代は終わりました。

賢く制度を利用して、浮いたお金で子供の教育費を積み立てるなり、自分のための自己投資に回すなりしていきましょう。

【まとめ】社会保険の仕組みを知って賢いバイト医へ

社会保険って何?種類がたくさんあってわからない!という人も多かったのではないでしょうか。

バイト医が入るべき社会保険には複数の選択肢があり、自分がどの健康保険に入れば保険料を最安に抑えられるのか比較検討をすべきです。

今までおざなりになっていたという人はぜひ見なおしてみましょう!

すでに加入している人も今一度自分の加入条件をチェックしてみてください。

そして賢く稼ぎ、賢く貯蓄、賢いバイト医生活を送りましょう。

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